2010年4月10日土曜日

ユックリとジョジョニ

今、美篶堂の上島明子さんに絵本のお仕事をいただき、制作中です。
打ち合わせの中で、上島さんに
『ほるぷ出版から出ている「イメージの森」というすばらしい絵本のシリーズがあって、なかでも荒井良二さんの「ユックリとジョジョニ」という作品がすごい。』
というお話を伺ったので、さっそく購入してみました。

その絵本の見返しに書かれていた「イメージの森」のコンセプト文

絵本、それはイメージの森ーそこには風や音や光や色彩があふれています。それらを手にとって、ながめ、味わうこと。そして想像力を拡げ、別の世界に遊ぶこと。絵本が与えてくれる喜びは、限りがありません。
絵本はもう子どもたちだけのものとはいえません。絵本というメディアは、大人の感性をも刺激する、新鮮で、不可思議な魅力をもっているのです。新しい絵本ワールドにチャレンジする本シリーズは、子どもにも大人にも開かれた、多彩なイメージの森への入り口です。


この文章を読んで、何かすごく腑に落ちた感じがしました。

今は、自分を信じていいものを生み出す方に、まっすぐ進んでゆきたい。誰かの人生の一部に、彩りを与えられるもの。

「ユックリとジョジョニ」も、とてもすてきな作品でした。機会があればぜひ手にとってみていただきたいです。

2 件のコメント:

  1. 他者が人の人生に関わり、彩を添える。表現者には、それが出来るんでしょうね。

    返信削除
  2. 大々的にじゃなく、ささやかに人の生活に寄り添うものが作りたいです!

    返信削除